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Sno.713 40,000DWT型ばら積船「NORSE OMISHIMA」の命名引渡式を執り行いました。

LEPTA SHIPPING殿よりご発注頂きました第713番船・40,000DWT型ばら積船は、「NORSE OMISHIMA」と命名後、無事に船主殿へ引渡しされ、燃料補油のため、最初の寄港地である韓国・麗水へ向け出帆致しました。

命名引渡式は、気温一桁の寒空という中執り行われましたが、遠路はるばるデンマーク、フィリピン、そして国内からは愛媛、大阪、東京より、たくさんのゲストにお越し頂きました。造船所として心より感謝申し上げます。

本船「NORSE OMISHIMA」は、40,000DWT型ばら積船プロジェクト・トータル12隻シリーズの第9番船となり、排気ガス浄化装置(SOxスクラバー)を搭載し、新造船燃費規制(EEDI規制)のPhase-3をクリアしたM0システムを装備、さらにマルポール大気汚染規制改正による窒素酸化物(NOx)3次規制(1次規制値の80 %減)へ対応したエコスペックとなっています。もちろん両舷にはログスタンションも装備され、幅広いカーゴに対応できる汎用性を兼ね揃えます。

本船「NORSE OMISHIMA」が堅調な海運市況下、船主殿、関係者の皆様にとりまして、宝船になることを祈念しております。今後も会社一丸となり、高品質商船の提供に鋭意取り組んで参ります。