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2025.12.05
建造船
2025年11月21日、当社建造ナンバー第725番船・60万立法フィート型大型冷凍運搬船の命名引渡式を、弊社豊洲工場南桟橋にて執り行いました。式典時は朝からの雨も上がり、初冬のさわやかな空気に包まれ、本船引渡しを祝う事ができました。

国内大手冷凍運搬船社殿よりご発注頂きました第725番船は、ニュージーランドの傭船者殿により「PONGA」と命名され、補油の為、第一寄港地の東京へ向け八戸を出帆致しました。「PONGA」は、マオリ語で「シルバー・ファーン」を指し、ニュージーランドの「力強さ」や「忍耐力」を象徴しています。本船の主な航路として、ニュージーランドから東アジア向けのプレミアムキウイフルーツの海上輸送に従事予定ですが、当社出帆後は、東京を経由し南米チリへ向かい、ブドウなどのフルーツをアメリカ東海岸へ輸送となります。

船主殿は東京、傭船者様は遠路はるばるニュージーランドからご参列頂き、盛大に式典を執り行う事ができました。造船所として心より感謝申し上げます。

「PONGA」は、60万立法フィート型大型冷凍運搬船プロジェクトの第2番船となります。貨物層内は酸素濃度を管理できるCA(Controlled Atmosphere)貯蔵システムを導入し、排気ガス浄化装置(SOxスクラバー)を搭載した環境対応、および窒素酸化物排出3次規制をクリアした最新鋭船になります。デッキ上には154本の40フィート型冷凍コンテナを積載可能で、更に40トン、8トン油圧シリンダークレーンを計4基装備し、港湾設備が不十分な港でも効率的な荷役を可能にします。

「PONGA」が世界のフルーツ輸送に寄与し、船主殿、傭船者殿、そして関係者の皆様にとりまして宝船になることを心より祈念しております。今後も弊社一丸となり、高品質商船の提供に鋭意取り組んで参ります。
