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Sno.711 40,000DWT バルクキャリア「KANAGI RIVER」号の命名引渡式を執り行いました。

LEPTA SHIPPING殿よりご発注頂きました第711番船・40,000DWT型バルクキャリアは、「KANAGI RIVER」と命名後、無事に船主殿へ引渡しされ、一番貨物搭載のため和歌山へ向け出帆致しました。金木川は青森県五所川原市を流れ、社員一同、親しみを持ちながら仕上げさせて頂きました。

命名引渡式当日は、初夏晴天の中執り行われました。遠路はるばるデンマーク、ドイツ、香港、愛媛県、東京都よりお越し頂いたお客様へ、造船所として心より感謝申し上げます。

本船「KANAGI RIVER」は、40,000DWT型バルクキャリアプロジェクト・トータル12隻シリーズの第7番船となり、排気ガス浄化装置(SOxスクラバー)を搭載した環境対応、また新造船燃費規制(EEDI規制)のフェーズ3をクリアしたM0装備最新鋭船になります。デッキにはログスタンションも装備され、長尺な木材まで幅広いカーゴに対応できる汎用性を兼ね揃えます。和歌山出航後はシンガポールで補油後、太平洋を横断し、南米ペルーまで向かう長距離航海に入ります。

本船「KANAGI RIVER」が堅調な海運市況下、船主殿、関係者の皆様にとりまして、宝船になることを祈念しております。今後も会社一丸となり、高品質商船の提供に鋭意取り組んで参ります。